今回は転職することについて、ツイッターのつぶやきで気になるワードと転職して良い人とダメな人について語ってみます。
最近転職というワードで気になったこと
最近よく見かけたツイートに、"転職する際に上司に「そんなんじゃどこ行っても同じだ」と言われた"というもの。これを言っちゃう方は、どんな思いで言われているか分かりませんが、実際同じなんてことはないです。私は現在3社目の会社に属しておりますが、どの会社も様々な面で異なり、力を発揮できることとそうでないことが異なります。
3つ前の職場を辞める際上司に言われた定番の「どこ行っても同じだよ」
— ゆくえ (@yukuwitch) 2018年2月1日
【転職重ねた結果】
同じだったもの
・給与
変化したもの
・時間外労働が140時間→10時間以内に
・上司から費用自己負担の飲みに連行されることがなくなった
・職場での暴言、暴力を目にすることがなくなった
これは論外。暴言・暴力・労働時間外の強制連行なんて、こんな会社はスパッとやめることをおすすめします。
仕事辞めるときに「そんなんじゃ他の会社行ってもやってけないぞ」って言われた場合、
— ブラック企業の深い闇 (@makkuro_ankoku) 2018年2月6日
相手が転職歴なし→お前転職したことねえじゃん
相手が転職歴あり→やってけてんじゃん
これで終わるので気にしないでいい。
壮大なブーメラン。ただ、これは完全に同意はしかねます。
転職歴なしの人が言うことは無視して良いかと思いますが、転職歴ある人が言うことは、その経験から本当にアドバイスをしてくれているかもしれません。そういった方のうことには耳を傾けたほうが良いです。自分に何が足りないかは、周りの人のほうが良く見えています。(私も多々ある。。。)
会社によって変わること
私自身が3社経験して感じたことは大きく3つあります。
1つ目は報酬。
前職、絶望的に給料が低くて生活がつらくて、不満を述べると仕事できないからお前の給料は低いんだぞ、どこでも大差ないぞ、って言われ続けてきたけど、仕事ができるようになったわけじゃなくて転職しただけで給料は大幅に上がったからみんなブラックに騙されてはいけない。
— キキ (@kiki_mnx) 2018年2月5日
これは事実。報酬の仕組みは会社によってまったく異なります。同じ能力、同じアウトプットを出したとしても、支払われる報酬は会社というシステムの中で決められているので、会社によって異なります。
私自身の変遷で言えば、2社目から3社目の転職で20%くらい年収が変わりました。また他社の友人との話でも、同年代、同じような職位であっても、30歳くらいから大幅に報酬は変わります。会社によって。
2つ目は文化・システム。
多くの人がここで躓きます。特に1社目に入った会社の在籍年数が長ければ長いほど、その文化に染まってしまいますので、転職先の文化になじめなかったりします。社内システムの使い方、ルールなども異なり、仕事を進める上でストレス原因となる可能性があります。
3つ目が人間関係。
これは同じ会社にいたとしても部署が変わるだけでも変わるものなので、会社が変われば全てが無になり、1から新たな関係を構築する必要があります。
これが一番大きな壁であると感じます。新卒入社すれば同期という仲間がいて、全社的にどこかには同期がいるので、社内での仕事を進めやすいメリットがあります。しかし、転職してしまうと同期という存在はおらず、社内のネットワークを構築するのは本当に苦労します。
転職に対する謎の反対勢力
いるんですよね。確かに転職することのデメリットもいっぱいあるので、分からないこともないのですが、日本には本当に多い。
転職=悪い この考え方がよくわからない。日本の終身雇用と新卒一括採用のシステムが日本の経済を停滞させてる原因じゃないかとさえ思う。 まだ社会も自分の実力も正確に知らない若者が、一生の仕事を選び、入ってから向いてない事がわかっても嫌々その会社で働かざるを得ない 明らかに非効率
— 社会に絶望したエリチ (@comv3ysysy) 2018年1月31日
これは本当にそうです。会社なんて入ってみないと分からないです。どんなに企業研究しようと、どんなにOB訪問とかしようと、分かるわけがない。実際に入って、自分自身が体感しないと、会社なんてものは分かりませぬ。
『最低3年は勤めないさい』って言われるけど、それは何かを身につけるための3年間であって、嫌々働いているうちはスキルもノウハウも身につけることは出来ない! それなら今よりいい給料をもらってもうちょっと贅沢な生活した方がよっぽど良い!!
— 転職 (@akeh22) 2018年2月9日
最低3年、これが言わんとしていることは分からんでもないのですが、機会損失甚だしいので聞く必要なし。
転職して良い人ダメな人
で、結局転職して良い人ってどんな人なのか、私の経験で感じたことベースでまとめると。
良い人
・ポジティブな理由をもつすべての人
・人間関係、文化、ルールなど柔軟に受け入れられる人
・周りの人の意見に耳を傾けつつも意思を貫ける人
・その会社に耐えられない事情がある人 (病んでまで働く必要性はどこにもない)
悪い人
・明確な目的のない人
・新しい環境に飛び込むことが本当に苦手な人(馴染むのに5年くらいかかるレベルの人です)
最後に、一歩を踏み出す勇気
転職相談たぶん100人以上のってきたのですが、100人中エージェントに会うのが30人、内定出るまでやるのが15人、本当に転職するのが10人くらいでほとんどの人が転職するする詐欺に終わります。
— k (@k_rafby) 2018年2月5日
私は、2回の転職はともに、”こんなチャンス二度とないかも、転職しちゃえ! ”という勢いだけで転職しました。けど、この勢いというのがなかなか持てないのも事実。
前半部分の、”こんなチャンス二度とないかも”と思えるような会社から内定を貰えたら、一歩踏み出してみることが一番大事かなと思います。